【新唐人2012年9月30日付ニュース】薄熙来への処分が発表されてから、当局は「巨額の収賄」があると指摘、財産の受け取り手の薄瓜瓜も外界が注目する焦点となっています。「朝日新聞」が微博に掲載した写真が薄瓜瓜の名前の秘密を暗示しているようです。本日のマイクロニュースです。
薄熙来の巨額財産は海外の薄瓜瓜に移転した可能性があります。当局による薄瓜瓜に関する情報はまだありません。最新の情報は9月21日のツイッターからでネットユーザーによると、瓜瓜はロサンゼルスにいるそうです。ただこれは未確認情報です。
多くの人は薄熙来がなぜ息子を「瓜瓜」と名づけたのか不思議に思っています。「明報」が薄瓜瓜を取材したとき、この事を聞きましたが、薄瓜瓜はこう答えました。「知らない、母親が変えた。何か特別の意味があるのか分からないが、うちの子供たちはみな瓜瓜とか果果などの名前だ」
日本の朝日新聞の微博に掲載された写真ですが、見てみてください。この「孤」という字は「皇帝」を指す言葉で、「子」と「瓜」からなっています。朝日新聞のこの写真は、薄熙来が息子を「瓜瓜」と名づけたのは「皇帝」になりたい野心を暗示しています。
薄熙来事件の中で、薄瓜瓜が果たした役割は親に恥をかかせることでした。薄瓜瓜はド派手で、パトーカーが先導し、左右に西洋人女性を抱きかかえ、高級スポーツカーで米大使の娘を迎えに行くなどでメディアを賑わせました。メディアのスポットライトも中共高官の子弟に向けられました。数百人の太子党の米国での状況が米国の各大手メディアに注目され、薄熙来の腐敗は隠せなくなりました。薄瓜瓜が書面形式で、合肥市中級裁判所に証言を提出したことがありますが、採用されませんでした。メディアによると、証言では「ヘイウッド氏とは近年会っておらず、彼とのトラブルもない」言ったそうです。この証言は谷開来が主張していた「ヘイウッドが薄瓜瓜を脅迫していた」とは矛盾しています。
薄瓜瓜は父親に恥をかかせてから母親にも恥をかかせました。谷開来の減刑の証拠が危うく彼によって消滅されるところでした。ただ薄瓜瓜が言ったのは本当の事かもしれません。海外メディアの推測では、ヘイウッド氏が殺されたのは薄熙来の政変計画と死体標本の罪悪に関わったため、殺されたのかもしれません。これも中共が極力隠したい罪悪なのです。中共内部からは薄熙来は2000万元の収賄で、裁判を受けると言っています。日本の朝日新聞によると、薄瓜瓜はロンドンに少なくとも200万ポンドの価値のある豪邸を2棟所有しているそうです。その価値は3000万元以上です。このことから分かるように、中共は収賄の額で判決を下すのではなく、重い判決になるといっても死刑までにはいかないでしょう。
今日のマイクロニュースはここまで。
(翻訳/坂本 映像編集/工)